新しい戦争と古い戦争 2017 4 30

「PRESIDENT Online」の2017年1月30日の記事には、このようなものがありました。

さようなら、オバマ 「あなたは史上最悪の爆弾魔でした」

 つい先日、バラク・オバマ前大統領が、
この2年間で5万発近い爆弾を世界中で、ばら撒いたことが、
アメリカ外交問題評議会のサイトで明らかにされた。
 2016年は2万6171発、15年は2万3144発を投下した。
1回の爆撃で複数の爆弾が落とされることや、
発表されている国々以外への投下を考えれば、より増える可能性は高い。
これらの無人機による攻撃では、いくつかの問題も指摘されている。
 第1に法的根拠である。
他国内で、警告や裁判なしに不十分な確認で、
ミサイルを撃ち込み「処刑」していることが問題視されているのである。
 第2にプロセスである。
12年にオバマ政権の当局者が「タフな大統領」としてリークしたところによれば、
毎週火曜日の会議で「ベースボールカード」と称されるテロリストたちの履歴書を確認し、
大統領自身が暗殺リストを決定しているという。
この基準や内容は公開されていない。
「デスノート」で攻撃しているようなものなのだ。
 第3に民間人の付随的被害である。
俗な言い方になるが、無人機のカメラでターバンと髭の男性を確認して、
対戦車ミサイルを撃ち込むのだから、人違いはあるし、当然、巻き添えも発生するということである。
(引用、以上)
 オバマ氏は、「無人機による戦争」、
つまり「無人機戦争」という新しい戦争を作り出したのです。
 それに比べて、トランプ氏は、
「砲艦外交」という古典的な戦争に戻りつつあります。
 それにしても、オバマ氏の「無人機戦争」については、
アメリカのマスコミも日本のマスコミに、あまり批判していません。
 要するに、アメリカのマスコミも日本のマスコミも、「民主党びいき」です。
そういうわけで、共和党から大統領選挙に出馬しようとすると、最初から不利です。

ビジネスの才能 2016 12 18

書名 トランプ革命で復活するアメリカ
著者 藤井 厳喜  勉誠出版

 ビジネスの才能という点では、
トランプ氏よりも、ヒラリーさんの方が優れているのかもしれません。
 トランプ氏は、不動産業という人類最古のビジネスで成功したのに対して、
ヒラリーさんは、国務省を「クリントン商事」に変えてしまったという。
このような商売は、今まで誰も思いつかなかったという点で、人類最初のビジネスでしょう。
 トランプ氏は、競争者が多い「レッドオーシャン」で苦労して、
ヒラリーさんは、競争者がいない「ブルーオーシャン」で成功しました。
 やはり、ビジネスというものは、競争者がいない分野で始めるのが成功の秘訣でしょうか。
そういう意味で、トランプ氏よりも、ヒラリーさんの方が優れていると言えます。
 さて、この本から引用します。
「国務省をクリントン商事に変えたヒラリー」
 AP通信が、クリントン財団に関する調査を発表した。
ここに現れた数字を見ると、
この財団が、いかに腐敗していたかが、よくわかる。
 内実は、こうである。
ヒラリー・クリントンが国務長官を務めている時代に、
国務長官に面会し、何らかの要望をする者は、
クリントン財団に巨額の寄付をするという仕組みになっていた。
 早い話が、ヒラリー・クリントンは、
アメリカの外交政策を私的な商品として販売し、
その対価をクリントン財団で受け入れていたのである。
 特に、外国絡みの巨額の寄付金が問題になっている。
クリントン財団の収入の40%は、外国からのものであった。
(引用、以上)






























































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